2008年2月5日火曜日

今日はパンケーキの日

出ちゃいましたね、iPhoneの16GBとiPod touchの32GB。これは時間の問題だったのかなあと横目で見つつ、16GBになってもGPRSじゃねえ、と、すぐさま移るは今日のお題のパンケーキ。まず思ったのが、「英語のpancakeとカタカナのパンケーキって、果たして同じ意味だろうか?」、という疑問である。英語のpancakeというのはホットケーキみたいのとは違って、見た目といい、味といい、まんまクレープだが、日本人の持つパンケーキの印象はどうだろう?大体、カタカナでパンケーキという言葉が存在してるんだろうか?

ところでこのパンケーキの日だが、まず「マルディ・グラ」という言葉は、イギリス英語では使わない。逆に、アメリカで「パンケーキの日」と言っても通じない。同じもののことだけど。これは四旬節、英語ではレントという英国国教会系プロテスタントにおける復活祭にまつわる習慣なのだが、この移動祝日ってやつがものすごく複雑怪奇である。教会に深い関わりのある義父もその年の四旬節がいつから始まるのかという計算方法は知らないそうである。つまり、市井の人には「今年はこの日からですよ」と言われない限りは分らないものらしい。

そもそもパンケーキの日というのは俗称で、Shrove Tuesdayというのが正式名称である。復活祭の46日前に始まる四旬節の最初の日「灰の水曜日」の前日の火曜日に、パンケーキを食べるという習慣で、旧宗主国のカナダ、オーストラリアなどでも続いている習慣のようである。なぜパンケーキなのかというと、四旬節の期間は断食するというのが古来の習慣だったが、それが「一番の好物をその期間は食べない」に変わったのだと言う。その前に、リッチな食材だった卵や粉を片付けてしまう、というのが由来らしい。ちなみに義父はマーマーレードが好きなので、明日から46日間はマーマーレードを食べないことになる。友だちも「しばらく食べられなくなるし、無駄にしたくないから」と、ぼくの作ったチョコトリュフの残りを一気食いしたそうである。

ところでこのクレープ状のパンケーキ、基本はシンプルにレモン汁と砂糖で食べる。でも先日いただいたたくさんベリーのジャムもあるのでそれも付けて食べる。ぼくは四旬節関係ないんだけどね。

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