週末である。マーリボーン・ハイ・ストリートの北の果て、教会の裏庭。ここに毎週土曜に市が立つ。Cabbages & Frocksという名前なのだが、なぜこの名前なのかは皆目見当がつかない。ちなみに「フロック」というのは服のことである。この市、服は確かにいっぱい売っているが、いつ行ってもキャベツは目に入らない。それはともかく、ここのハンガリー風クレープ、生チョコ、ルバーブのコーディアルは本当に旨い。今日はスウェーデン産のホロムイイチゴのジャムを仕入れて、来年の手帳を見にドーント・ブックスに寄る。ここは基本的には旅行関係の本を中心に扱っていたのだが、普通のフィクションも売っている。来年こそ、「This Diary Will Change Your Life」を仕入れようと思う。<今週はコレをしよう>みたいな見出しが週開きのページ頭に出ていて、「気に食わないやつに石をぶつけてみよう」、「ダライラマを怒らせてみよう」みたいな恐ろしいエントリがこれでもかと出てくる、手帳としても使える本といった感じのものだ。またコンランショップでバルザックチェアに体を沈めて石けんを仕入れて、といった風情で週末も半分過ぎる。
2007年11月17日土曜日
キャベツと服の市
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