毎年11月5日はガイ・フォークスの夜だ。花火の夜である。「この寒空に?」というのは、1605年のこの日にプロテスタントの英国王ジェイムズ1世を暗殺しようとしたカソリックのガイ・フォークスの所業にちなんで、なわけである。「暗殺で、なんで花火なの?」というのはこの男、国会議事堂を爆破しようとしたのである。爆破⇒火薬⇒花火である。分りやすい。この暗殺計画は直前にタレ込みがあって未完に終わり、フォークスは逮捕、拷問の末翌1606年1月31日に絞首刑となっている。マダムタッソーに行くと、むち打ちの痕も生々しい蝋人形もあるそうである。行ったことないから実物は見たことないけど。で、花火といっても、大江戸花火祭りとは勝手が違う。テレビ放送されるわけでもなく、神宮球場みたいにみんなでそこに出向く場所があるわけでもなく、そこら辺の公園などで、「みんなで勝手に打ち上げ花火」、なわけである。一度だけハイベリー・フィールズのキャンプファイヤーを見にいったことがあるが、これが寒いわ、花火はご家庭用に毛が生えた程度でやけに盛り上がらない。この花火が大体例年10月最後の週からほぼ毎晩続く。テレビもまともに見えないくらいの爆音である。子供のいる家はどうしてるんだろうか。ちなみに、普通の猫ならソファの下にでももぐっているところらしいが、うちの猫は平然とグルーミングしていた。
2007年11月6日火曜日
歴史のコンテクストは抜き
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