2007年11月11日日曜日

波動風力発電?

この記事を目にしたのはもう一ヶ月近く前だ。電気の話も出たし、ロンドンとはなんの関係もないけど、気になっている分野なので書いちゃうことにした。

タービンなしの風力発電である。バイオリンの弓のようなものに風を当てて、振動させることで発電しちゃうのである。風力発電というとあのプロペラ型の発電機というイメージだが、あれには鳥が飛び込んで、「天文学的な数で鳥が死ぬ」恐れがあるので動物保護団体から非難の声も上がっているそうだ。風の強いところには、渡り鳥も多い、ということですかね。というわけでこの弓で風力発電である。英語だが、このデモビデオ(時間にして約2分強)がけっこう面白い。

扇風機で風速4.5メートルほどの風を起こし、40ミリワット程度の電力を生み出している。LEDを灯すだけでなく、ラジオを鳴らしたり、壁時計を動かしたりもしている。ちなみに画像は開発者のショーン・フレイン氏の運営するHumdingerという企業のサイトに出ていた、携帯を充電する写真である。これは期待だと思う。実用化されたら、うちにも欲しい。住んでる区域は、風は決して強くないんだけどね。

0 件のコメント: