2008年3月13日木曜日

完璧な週末を手に入れる

Verde & Coはなんというか、こう、完璧である。たとえば、お店の外に置いてあるアンティークのいす。フランスのカフェとか公園で見かけるやつだ。店内でも暖炉に乗せられた銅の鍋。並べられたピエール・マルコリーニのチョコレート。なぜか紙製のギニョール。調度品だけではない。コーヒーもおいしい。でも、わさびとか「本だし」も売っている。かごに入っている野菜は新鮮そのものだ。領収書に押されるゴムのスタンプのロゴもすばらしい。ものすごく、すべての要素において、いつ行っても圧倒されるのがVerdeだ。そりゃまあ、確かにけっこうお値段だとは思う。卵なんて、スーパーの倍もする。でも、そこにはしかるべき理由があるのだ。そんじょそこらの卵ではない。ちょっと地卵みたいなレアな品種。当たり前のように対応してくれる店員さんはいつもそつない。所謂ひとつの笑顔が素敵だったりするわけでは、ないんだけどね。

スピタルフィールズの、中ではないがマーケットの南端40 Brushfield Street、郵便番号はE1である。ここはまあ、ものすごく混んじゃうところではないだろうと思うのだが、あんまり広めないで欲しいような気も、しないでもない。

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