2007年12月31日月曜日

トトロを観る猫、セレブなペリカン

年末テレビで連続放映されていたので、せっかくだから観てみることにした宮崎駿作品。少なくとも、「となりのトトロ」には猫も食らいついたようである。ぼくは宮崎アニメの良さが良く分らない。「カリオストロの城」はルパンなので別として、他の作品はなんとなくピンと来ない。嫌いな訳では決してないのだが、なんとなく入り込めない。とかいいつつ「ナウシカ」は今でも十分通用するメッセージを伝えているようだし、昼過ぎから放映が始まって、英語の吹替えがなんとなく馴染めないままなんだかんだ言って観ちゃっている「もののけ姫」の大晦日。

セールも始まっているが、うちが行くのはオックスフォードストリートではなくセントジェイムス公園。ふと見ると、軽めの<黒山の人だかり>ができている。有名人にも群がることのないイギリスで、一体何が起こっているのか?ペリカンである。所謂放し飼いのペリカンの後を、人々が追っているのである。おそらくペリカンにとってはタダの逍遥なのであろうことは想像に難くないが、ペリカンが止まれば人の足も止まる。数十人という人間が「パパラッチかい」並みに写真を撮る。これって、ちょっとシュールな光景である。そこら辺は避けがたく鳩やカモメ、ガチョウやクイナもいるセントジェイムスだが、そのサイズといい、ピンクがかった色といい、やはりペリカンは一際目を引くのだろうか。

なお、年越しは蕎麦ではなくリブアイステーキに、ルッコラと松の実のサラダである。3重に包んであっても冷蔵庫の中が匂う山羊のチーズもまだ残っている。今年もいい年だった。来年もいい年にしたい。

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