2020年までに風力発電だけでイギリスの全家庭に電力供給を実現させるという法案を政府が発表した。
33ギガワットを7000基の沖設置型風力タービンで発電させようという、なかなか壮大な構想である。発表時の保守党の上級長官の言葉が振るっている。「イギリスは島国ですから、風なら十分あります」。知能程度の高くない人向けに噛み砕いたんだろうか。
出る方面から出て当然かもしれないという懸念は「景観を損ねる」である。先日の弓形風力発電が実現すればそんなこともないかもしれないが、ハードルは高そうだ。
BWEA(英国風力エネルギー協会)によると、2007年度でイギリスの風力発電による電力供給率は1.65%である。ドイツの10%に比べると、かなり低い。
いずれにせよ、「いい動き」だとは思う。残り13年、ぜひ実現してもらいたいものである。
2007年12月11日火曜日
全家庭に風力発電を
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