2007年12月6日木曜日

水が来ない

日本に住んでいると理解しにくいであろうと思われる項目が、イギリスでは日常的にある。たとえば、

・電車が遅れる
・郵便が行方不明になる
・ネットが落ちる

みたいなことがしょっちゅうである。「電車が遅れるって、数分でしょ?」いいえ、マダム。数時間くらい遅れることも珍しくない。あと、予定されていた電車が予告なしにキャンセルされることだってある。日本でも話題になった初乗り1000円のロンドン地下鉄、遅れは毎日ある。いいですか、毎日ですよ。ここら辺の話、日本の人は信じてくれないかもしれないが、本当に毎日遅れが出るのだ。そういえば某メルマガでも、ロンドンの<誰かが襲われているのを黙って見ている警官>の話が出ていた。ま、話しても信じてもらえない系の話繋がりでひとつ。

で、今朝は断水である。供給主管の破裂だとかで、復旧には午後までかかる予定だそうである。日本に住んでたときは、断水なんて生涯一度あったかなかったか、くらいだったと思う。イギリスでは年に一度くらいある。え?なんですって?はい。では、繰り返します。断水はほぼ毎年必ずあります。国立公園の中に住んでた間にも3回くらいあった。インフラの整備、やばいよねこの国。

今住んでいる家は賃貸だが、もし買ったとした場合、住宅ローンを組めば月々の返済はおそらく50万円を超える。家賃はその半額くらいで済んでいる。東京の家賃の感覚だと、ものすごく豪勢な生活してるように聞こえるかもしれない。ところがうちの家賃は、この区域では安い方なのだ。

といった感じで、「ああ、現実」。

ま、断水ってことなので、対処の方法としては,プールに行くことである。コベントガーデンの近くに、真冬でも開いてる屋外プールがあるのだ(温水だけどね)。27度の温水で、ちょっぴり銭湯感覚。じゃ、一風呂浴びてくらあ。

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