ウェストコーストジャズに辛口の意見の人も多いが、ぼくはビル・エヴァンスもチェット・ベイカーも、どっちも好きだ。93年、センセイショナルな売り上げを記録した交響曲3番で「軟派」とされているグレツキだが、ぼくはラフマニノフは聞かないまでもグレツキは好きだ。反面、シューマンとかチャイコフスキーが好きというクラシックファンと、ジミ・ヘンドリックスだとかライヒだとかいう守備範囲でほとんど手放しで好きなのがクロノス・クァルテットというぼくみたいな人と話が合うのかどうかは、微妙というものもあるかもしれない。それはともかく組み合わせが個人的にうれしい、クロノス・クァルテットによるグレツキの弦楽四重奏曲第3番を入手。「すでに日は暮れて」と「ひばりの音楽」が収録されたクロノスも良かったが、この録音は更にこなれの良い、鍛え上げられた演奏という気がする。第二楽章のラルゴはソリッドで今日みたいに寒い春にぴったりという気がする。
ところで、交響曲3番は、ぼくはズィンマン指揮ロンドン・シンフォニエッタより、ナクソスから出ているポーランドラジオ響の録音の方が好きです。
2008年4月7日月曜日
グレツキとクロノス・クァルテット
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