2008年1月7日月曜日

チキンはフリーレンジに

以前のブログでも「放し飼いの鶏キャンペーン」のことは書いたのだが、ついに放映が始まった。ヒュー・ファーンリー=ウィティングストールの展開しているキャンペーンで、Hugh's Chicken Runという番組。端的には「放し飼いで育てられた鶏肉を買おう!」というものである。自分たちが普段食している肉のことをもっと考えようというキャンペーンは目新しいものではない。2005年にもThe Meatrixというウェブキャンペーンがあった。ちなみにこのサイトは日本語字幕版もある。翻訳は若干ヤバめではあるし、某元副大統領みたいに事実誤認だらけの映画でノーベル賞を取ったりするようなこともないが、それなりの説得力はあると思う。

スーパーで売られているチキンは1平米に17羽も押し込まれた状態で飼育されている。卵から屠殺まで39日間、一生羽を広げられることのない鶏。その他にも実際に見てみると本当に恐ろしい事実が目白押しである。妻は番組の途中「恐ろし過ぎて観れない」と、部屋を出ていったくらいである。そういえば2007年の前哨戦の番組ではフライドチキンが一番の好物という人に、どうやって鶏が飼育されているかを見せていた。結果、その人はベジタリアンになってしまった。

この運動はアニメーションのアードマンスタジオ、ロンドン市長、ジェイミー・オリヴァー、バンドのKeaneなどもサポートしている。ジェイミー・オリヴァーによるキャンペーンも展開されている。バナーも載せたのだが、うるさいので外した。サインアップはこちらでどうぞ。

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