2008年1月24日木曜日

今日が誕生日の人は


クールな誕生日だよなあ、と思う。有名人の誕生日というのとはちょっと違うが、初代128Kマッキントッシュは、1984年の1月24日に発売されている。と、誠にもってオタクな話な上、まったくの私事で恐縮だが、当時中学生だったぼくはこの年の7月に当時発売されたばかり雑誌「インファス」で、マッキントッシュなるコンピュータのことを知ったのだった。(この雑誌がまた、遊び心に溢れていて凄く好きだったのだが、確か創刊5号くらいで廃刊になってしまっている。)86年頃には立花ハジメ氏もコモドール64とMacを使っていたし、Macって、なんだかものすごくクールだったのだ。ああ過ぎ去りし、ヤマハDX7とMacに目覚めた84年。って、そういえばその年の11月か12月だっと記憶しているが、ニューズウィークの表紙が当時のレーガン大統領で、選挙速報みたいな増刊号だったこの号の広告は、Macで完全に独占されていた。インパクトですか?ありましたとも。

といった感じで1984年。母親が乗っている新車よりも高いパソコンが中学生に買えるはずもなく、その後5年近くたって、ぼくはようやく人生初Macを手にすることになる。ちなみに、ぼくが始めて買ったMacはSE/30という。カタチ的はこのオリジナルのMacと同じもので、1989年から発売が始まったこのマシン、ぼくが買ったのは後期型だった。白黒9インチの画面に、RAMは8MBで、ハードディスクは80MBだった。システムは6.0.4で、漢字Talkで日本語はやっとこさ使える程度だった。時代を感じる。ちなみに、SE/30の名前の由来は、あまり知られていない。68000系CPUだった「Macintosh II」の68030版がIIxというように、Appleは当時30系のアップグレードには「x」を付けていた。SE/30はSEの30系ということになるが、SEの後に、xを付けるわけにはいかない。商品名だしね。

ちなみに、ぼくも持っているが、SE/30のTシャツなんてものもある。こういう、ものすごーくどうでもいい部分って、人生に凄く大事な気が、そこはかとなくする小雨の午後。

0 件のコメント: