「ブレードランナー」もそうだったが、後にカルトな地位を築く映画というのは初公開時に客が入らず、興行的には全く当たらないということがままある。コーエン兄弟の1998年度作品「ビッグ・リボウスキ」もそういう映画のひとつだろう。
で、今読んでいる本は「エピステーメー78、反-哲学」と、孫子の「兵法」と、ウンベルト・エーコの「Mouse or Rat?」、たなかれいこ著「穀物ごはん」と、このリボウスキ本「I'm a Lebowski, You're a Lebowski」である。4人の著者と、映画で主演のジェフ・ブリッジスによる前文という上梓だが、トリビアあり、サントラのリストあり、ロケ地の詳細ありと、盛りだくさんである。こういうオタクなやつって、弱いのよね。
同書によれば、「リボウスキ祭」というボウリング大会も毎年開かれているそうだ。ロサンジェルス、ニューヨークにも拡大した同大会だが、2007年8月、エディンバラとロンドンで「リボウスキ祭UK」なるものも開催されたんだそうで、映画に登場にするキャラ(グラサンにガウンのデュード、クラフトワークな虚無主義者、モード「コイタス」リボウスキのバイキング等々)のコスプレでボウリングに興じたんだそうである。ちょっと、参加してみたかったかも。
2008年1月10日木曜日
君もリボウスキ、ぼくもリボウスキ
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