2008年1月29日火曜日

レモンとアーモンドのケーキ

ナイジェル・スレイターの話が出たので、ちょっと続き。日常のご飯に応用が利くという点では、アレグラさんよりももしかしたらこの人のレシピ本のほうがよく使っているかもしれない。出版社ハーパー・コリンズの略歴にも出ている通りだが、まずナイジェル・スレイターはセレブなシェフではない。テレビに出ているシェフたちがみんな軽薄な訳では決してないが、スレイター氏は表に顔を出さないタイプの人である。話しているところを見たり聞いたりしたことのある人ならお分かりかとも思うが、テレビ向きの話し方の人でもない。興味がおありならビデオはここで見れる(5MBのQuickTimeムービー)のでご高覧のほどを。と、ナイジェルさんの話し振りはともかく、氏のレシピが「使える」ことには変わりない。

数冊出ている中でも一番気に入っているのは「The Kitchen Diaries」という、2005年に出版されたものだ。件の、初台の友だちが教えてくれたのだが、日本で売られているイギリスのレシピ本は、アメリカ版が多いそうである。日本のアマゾンで売っているのもアメリカ版イギリス版があるようだが、日本のレシピは計量にカップを使うので、同じくカップを使うアメリカ版のほうが計量などに「ピンと来る」かもしれない。イギリスではポンド、オンスなどからグラム、ミリリットルに移行中なので、どっちも載っている場合が多いのだが。The Kitchen Diariesに限って言えば個人的には、表紙もイギリス版のほうが好みではある。

今回作ったのはレモンとアーモンドのケーキ。イギリス版の「お台所日記」では3月、91ページにレシピ、次のページに写真が出ている。日本では入手しにくいが、デメララ糖というのを使う。輪切りにしたレモンをお砂糖で、シロップがほとんど蒸発するまで煮詰める。それをアーモンド粉と普通の粉とバターと卵のケーキミックスの上に並べて焼く。今回も、ごく尋常なパウンド型に入れて焼いたのだが、レシピに書いてある45分ではまず絶対に焼き上がらない。レモンと砂糖が乗っているのでオーブンの温度は上げられない。ので、アルミホイルをかぶせて長時間焼く。大体、いつも1時間10分程度はかかっているようである。

柑橘系のケーキって、何となく冬にこそ食べたい気がする。ちなみに、このレモンの輪切りはカタくて食べられない。ものすげえ酸っぱいし。

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