2008年1月16日水曜日

本年度英国アカデミー賞ノミネート発表

イギリスにもアカデミー賞があるというのは存外知られていないことなのかもしれない。先日も演劇の畑の人とも話したのだが、日本ではアメリカの映画賞はみんな知っているが、イギリスの映画賞はそれに比べるとマイナーなようである。イギリスのアカデミー賞はBAFTAととして知られている。発音的にはバフタで、British Academy of Film and Television Artsの頭文字である。実は1947年から続いている、かなり由緒のある映画賞なのだ。テレビとヴィデオゲームにも賞を授けていることも、ちょっと独特かもしれない。ちなみに2008年BAFTAノミネーションの発表は、ナオミ・ハリスとケリー・ライリーだった。はっきりいって、どちらもかなり好きな女優さんである。高まりますね、期待。いずれにしても、ストで授賞式が中止みたいなことはBAFTAではないはずだ。

最優秀作品賞のノミネーションには、まあ「アメリカン・ギャングスター」はしょうがないとして、「善き人のためのソナタ」、「つぐない」、コーエン兄弟の新作「ノーカントリー」も入っている。ぼくはコーエン兄弟のファンなので応援したいところだが、気になるのはポール・トマス・アンダソンの「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」である。イギリスでは2月公開、日本でもゴールデンウィークに公開の予定。アンダソン監督は、個人的には「マグノリア」は<まあまあちょいプラス>くらいなのだが「ブギー・ナイツ」が凄く良かったし、主演がダニエル・デイ=ルイスだし、ゴールデングローブ、全米批評家協会賞はじめ数々の映画賞も取ってるし、可能性としてはこれの受賞が高いかもしれない。話の大筋は、20世紀初頭にテキサスの油田にまつわる強欲と復讐、みたいなことらしい。

2006年から始まった<期待の新人賞>ってなところだろうか、Orange Rising Star Awardのノミネートも注目だ。6月日本で公開予定の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」に出演のシャイア・ラブーフ、「アルフィー」のシエナ・ミラー、「コントロール(イアン・カーティスの伝記映画)」のサム・ライリー、「ジュノ」のエレン・ペイジ、「ラスト、コーション」のタン・ウェイというラインナップ。アン・リーは好きな監督なので、「ラスト、コーション」は観にいく予定だ。

それにしても、昨年のBAFTA授賞式でエヴァ・グリーンが着ていたディオールも素晴しかったが、ペネロペ・クルスのオスカー・デ・ラ・レンタは激しくゴージャスだった。軽薄なようだが、こんなところも授賞式では気になることの一つ。

受賞者は、2月10日にオペラ座にて発表。

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