最近食卓に上る頻度が急に上がったものに、カヴォロ・ネロがある。有り体にいってしまえば黒キャベツという意味の野菜だが、これが出回るようになったのはここ数年のことである。英語ではブラック・ケールの別称もあるがカヴォロ・ネロというのは元々イタリア語らしい。もっとも、最近では英語でもカヴォロ・ネロで通じるようになってきているようである。ただし、知ってる人自体がまだそれほど多くない。スーパーでレジに持っていて「これなんて野菜?」とか聞かれたりもする。で、画像の通りなのだが、かなり黒い。ホウレンソウの茎が太くて葉がゴワゴワしてるやつ、っぽい見た目かもしれないが、味はしっかり強めのアブラナ系である。ざっくり刻んで他の野菜と豆と塊の肉かなんかでシチューにしたり、これにトマトと「このままでは食えまへん」までに固くなりまくり倒したチヤバタなんかを放り込めば、リボリータという立派なイタリア料理にもなったりもする。細かく刻んでごま油、鷹の爪とにんにくスライスで油炒め、味付けはナンプラー、みたいなシンプルなのもおいしい。ちなみにこのカヴォロ・ネロ、フダンソウ(英語ではスイスチャードという)に近い品種だそうだが、ものすごく簡単に育つ上にほとんど通年収穫できるんだそうである。育ててみようかなあ。
で、アブラナ系って話のついでだけど、ヒスパイという先の尖ったキャベツ。天に向かって、ドリルで空気に穴を開けている。スイートハートという別名もあるのだが、芯が甘い。所謂日本で普通に売っているキャベツと味が一番近いのはこれだ。とんかつの山盛り千切りキャベツには、このヒスパイを使う。(そこら辺のスーパーで売っている白キャベツもおいしんだけどね。)あと、尊敬しているアレグラ・マケヴィディのレシピなのだが、ギリシャヨーグルトでヒヨコ豆、小豆、リョクトウだとかの豆のスプラウトとアルファルファ、それにこのヒスパイの千切りを和えるという「ニンジンなしコールスロー」が実に旨い。
ちなみにやっと出回るようになってきた水菜、そろそろシーズンオフである。また来年になったら、はりはり鍋だとかお豆腐と松の実とサラダにしたりだとかしたいかなーと思いつつ、姉から諸々葉っぱの種を送ってもらったので、これはもう来年春にプランター種蒔き大会だな。
2007年12月5日水曜日
当世葉物事情
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