2008年3月27日木曜日

対位法的鍵盤作品としての

友だちは、娘にカノンという名を付けた。音楽家の娘らしい、かわいい名前だよなーと、いつも思う。バッハの名字をモチーフにしたB-A-C-H(シ♭-ラ-ド-シ)の主題というのはベートーヴェンからパデレフスキまで取入れられてもいるが、それとこれとは別として。バッハの作品は全体的に何でも好きだが、最近特に気になっているのは「フーガの技法」だ。ファンだからかもしれないが、グールドの怪演奏も好きだし、謎が多い作品であるということも興味をひかれる。

ヘルムート・ヴィンシャマン指揮、ドイツバッハゾリステンの「フーガの技法」
が聞き慣れている演奏だ。甘ったるい解釈だという批判も聞くが、とっつきやすくていいんじゃないだろうかと思う。で、今回入手したのはムジカ・アンティクア・ケルンの「フーガの技法」である。グールド、ヴィンシャマンと比べると、ラインハルト・ゴーベルの指揮は恐ろしくソリッドで、ちょっと立ち入る隙のない解釈である。ハープシコードや小編成の管弦楽による<読み>も分りやすい。聞き込むまでもなく、素直に入っていけそうである。ペルトにも、BACHの主題があったなそういえば、ということで今日もバッハに再敬意。

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