2008年3月21日金曜日

雪とお菓子と「マタイ受難曲」

今朝見たあれは、間違いなく雪だった。グッド・フライデー、巷は祭日である。川沿いの散策と、テイトモダンを経てひとつ復活祭っぽいのは何かというとホット・クロス・バンを食べることだ。甘めの生地にスパイスと干しスグリの実を混ぜて、キリストの十字架になぞらえて十字に切り込みを入れたパンだ。売り物のホット・クロス・バンには別の生地で十字を貼付けてあるものが多いが、手づくりだし、こっちのほうが本来のやり方らしいし、ということで切り込みを入れる。シロップを塗りたくってツヤを出して、と。ドライイーストを使ったせいか、すぐカタくなってしまった。残りは、暖め直して食べることにする。

それと、復活祭のグッド・フライデーというと受難曲である。ぼくはバッハが好きで、「ヨハネ」より「マタイ」が好きだ。68曲(3枚組のCDの曲数は79)、3時間の大作だが、アルヒーフのリヒター59年盤をもう20年以上聞いている。今年は、この歴史的名盤が録音されて半世紀の節目でもある。とかなんとかいいつつ、実際のところこの日に教会に行くわけでもないし、じっと3時間座ってマタイを聞いたことは一度もない。大体いつも何かやりながら聞いている。今日もホット・クロス・バンを焼きながら聞いた。有名な第39曲、アリア「Erbarme dich(憐れみ給え、わが神よ)」(アルト独唱)はちゃんと座って聞いたけど。

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