2008年2月12日火曜日

マルメロのシロップ煮

マルメロは英語ではクインス(quince)という、南国系だがイギリスでもポピュラーな冬の果物である。カタチは洋梨のようでもあるが、生では食べられない。加熱して食べる。スペインではマルメロを煮て自然に固まったものを、ドン・キホーテも愛したというマンチェゴチーズと一緒に食べる。この、英語で言うクインスチーズは甘酸っぱくて、羊のミルクのマンチェゴチーズにとても良く合う。ギリシャでは、煮込んだものをジュレのようにして、ヨーグルトと一緒に食べる。ぼくが気に入ってるのはイギリス伝統のお菓子であるライスプディングという甘いお粥のような体裁のデザートと一緒に食べるという方法である。マルメロは比較的大きめの果物なので、2人分作るのにマルメロひとつくらいで十分である。

さて、このマルメロだが、まずカボチャのように硬い。皮を剥いて芯を外すのだが、かなり剥きにくいし、外しにくい。手を切らないように注意して、日本で食べるリンゴのような形に切ってレモンを搾り、非精製糖の砂糖水で煮ると数十分で柔らかくなる。これをナツメグがたっぷり入ったライスプディングの上に乗せて食べる。

ところでこのライスプディングは調理に時間がかかる。オーブンに入れておくだけなので手間はかからないが、時間はまず1時間以上はかかるので、思いつきで煮てみたマルメロには追いつかない。今回は、まず八角を入れてマルメロを煮て、ギリシャで食べる方法を応用して、ギリシャヨーグルトにピスタチオ、削ったミルクチョコを散らしてみた。旨かった。

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